佐世保市議会 2016-09-26 09月26日-06号
医療制度においては、サラリーマン本人の窓口負担が1割負担から3割負担にふえました。高齢者は、定額800円で済んでいたものが1割から3割にふえました。年金はといえば、厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられました。国民年金の保険料は月額7,700円から1万5,590円にふえたなどなど、福祉という名のつく社会保障制度は改悪の連続ではなかったですか。
医療制度においては、サラリーマン本人の窓口負担が1割負担から3割負担にふえました。高齢者は、定額800円で済んでいたものが1割から3割にふえました。年金はといえば、厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられました。国民年金の保険料は月額7,700円から1万5,590円にふえたなどなど、福祉という名のつく社会保障制度は改悪の連続ではなかったですか。
ことし4月から、サラリーマン本人が医療機関の窓口で支払う患者負担が2割から3割に引き上げられます。それは、少子・高齢化などで医療費が増大し続ける中、だれでも一部の負担で必要なサービスを受けられる国民皆保険制度を将来にわたって守るためです。日本では、国民皆保険は当然と思われていますが、世界的に見ると決して多くありません。
それからまた、政府管掌健康保険にしても、組合保険にしても、サラリーマン本人だけが二割で、家族は全部三割負担なんですね。ここですべて三割負担にしていく。
討論では、4月からサラリーマン本人の負担を3割に引き上げるのは、少子・高齢化社会で医療費が増大し続ける中、だれもが一部の負担で必要なサービスを受けられる国民皆保険制度を将来にわたり守っていきたいということだと思う。
今回の医療制度改革は、今年の10月1日から70歳以上の高齢者に対する医療費の自己負担増、3歳未満の乳幼児の外来自己負担を2割に軽減、それから4月1日からサラリーマン本人及びその家族に対する自己負担増、健康保険の保険料率の引き上げの四つの大きな柱から成り立っております。
さらに、昨年の九月一日から、大幅な医療改悪を強行し、サラリーマン本人に対しても負担を一割から二割へ倍増させ、七十歳以上のお年寄りは外来一カ月千二十円だったものを、外来一回五百円、月四回までとしてきました。薬の種類がふえるごとに、薬代を上乗せして支払わなきゃならない薬代の二重取りという仕掛けも導入してきました。